サプリメントの摂り方(1)
筋トレオタク(自称)
筋トレする上では多くのサプリメントを必要とします。
キリがありませんが、これらのサプリメントは筋トレを効率良く行うための道具といえます。
しかし、私見ですが、筋トレしていない人にとってもサプリメントは非常に有効です。その代わり、条件があります。
正しい知識を持って、適切なサプリメントを服用しましょう
まずは代表的な
最近はそこまで悪い印象を持たれなくなりつつありますが、まだまだ浸透しているとは言えないですよね。
まず、プロテインには大きく分けて2種類に分類されます。
1.ホエイプロテイン
これは牛乳のホエイから作られる加工食品です。
ちなみにホエイというのはヨーグルトを放置していると出てくる水分のことです。
つまり、ホエイプロテインはヨーグルトの中にあるタンパク質を抽出したものなんですね。全然危なくない。
2.ソイプロテイン
これはそ「ソイ」とあるように大豆の加工食品です。
両者の違いは吸収の差です。豆乳は牛乳と比べて濃厚で腹持ちがいいですよね。それと一緒で、ソイプロテインは吸収が遅いです。なので夜とかに飲むと絶食時間を減らせるんですね。逆にホエイプロテインは吸収が早いのですぐに摂りたい時に役立ちます。もっと早めるためにタンパク質を分解した状態のBCAAなどがありますが、それは次回に。
さて、
加工食品を食べるのは健康に悪いから牛乳から摂れないのか
同期にこのようなことを聞かれたことがあります。
結論からいいますと、
摂れます。
もっとも、仮にプロテインを35g摂るとしましょう。
この場合、プロテインシェイクだと、ほぼタンパク質のみとれます。
一方、牛乳の場合、糖質と脂質がついてくるんですね。
大体、100mlの牛乳には3gほどのタンパク質、脂質は7g、糖質は9g含まれます。
とすれば、35gのタンパク質を摂るためには、
1L強の牛乳(脂質70g,糖質90g)
タンパク質と糖質のカロリーが4kcal、脂質が9kcalなので、
1000kcal強
あかんですって。
これはあかんですって。
基本的に2000kcalくらいにおさえたいところなのに、飲み物だけで半分超えてしまいます。(摂取カロリーは個人差がありますが)
このようにわりとタンパク質のことを考えるとなかなかに現実的ではないんですね。
ちなみにタンパク質タンパク質言ってるのは、日本人にとって一番足りないマクロ栄養素だからです。加えて、タンパク質はアミノ酸に分解されるので筋肉の増量、維持には必須な栄養素。これなくして健康的な体は手に入りません。
基本的にタンパク質が足りない状況を作る食事制限をすると、筋肉が分解されていくので体重自体は減りますが、その分代謝量も減るので、食事制限後にリバウンドすることになるんですね。
なので出来る限りタンパク質を摂って筋肉量を維持し、代謝を落とさず脂肪だけを落としていくことが大事なんです。
では、肝心な飲み方。
プロテインに関してはこれという飲み方はありません。
もっとも、タンパク質は体に3,4時間しか留まらないので、このペースで補給する必要性があります。
では1番必要な摂取タイミングはいつでしょうか。
それは起床時 。
仮に24時に寝たとしましょう。
起床が6時の場合、その間には6時間の絶食時間があります。
体内のタンパク質の貯蔵は当然なくなっているので、朝一番にタンパク質を摂取しなければなりません。当然他の栄養素も。
そして、起床直後に肉や魚をガッツリ食べることは厳しいのでやはりこのときにプロテインの力を借りるのがいいでしょう。
今回はここまでで。
以上